よい姿勢ってどんな姿勢？

みなさん、こんにちわ。

JR常磐線亀有駅から徒歩７分、東京都足立区中川の中川養生整骨院はり・きゅう院　佐藤です。

今回もお立ち寄りいただきありがとうございます。

今は令和３年１１月、今年もコロナウィルス感染予防に注意を払っていながらの生活で、マスク着用や念入りに手洗い、うがいをする新しい生活習慣に慣れてきたころです。

その中でも東京オリンピックが開催されましたし、スポーツや音楽ライブなども観客制限はあれども催されていることもありました。

首相交代、衆議院選挙もありました。

現在コロナ感染は全国的に落ち着いてきていますが、まだまだコロナ感染予防に注意をしていきます。

このような中でも、しっかりと日本社会は動いているんですね。

何かとバタバタしやすい時期になり、さらに今年は『秋』の気配が来たと思ったら、もう寒い日が来ています。この冬はもっと寒くなっていくのでしょうか？

寒さがみにしみてくると意識していなくても姿勢が悪くなってしまいがちです。知らない間に猫背気味で立ったり歩いたりしてしまうことがあるでしょう。

そこで、今回は『よい姿勢』『正しい姿勢』とはどういう姿勢のことを言うのだろうかと私見を述べてみます。

『よい姿勢』ってどんな姿勢？反対に『悪い姿勢』ってどんな姿勢？

私が考えるよい姿勢とは、左右に体重のかかり方が偏りなく、かつ体の中心に体重がかかりバランスが崩れにくい姿勢のことと思います。

それには足裏全体で体重を支え、足から太ももまでが自然と伸びて骨盤に至り、そして骨盤の上の脊椎に力みなく、上半身が軽く乗っている感じです。

それでいてなお、その上に頭がある姿勢になります。この姿勢では全身の関節、筋肉の負担が少なくなります。

反対に『悪い姿勢』はシンプルに良い姿勢でないことと思っています。

悪い姿勢になってしまう原因は様々ですが、例えばいつも同じ方向に足を組んでしまう、重い荷物や鞄を同じ側ばかりでもってしまう、椅子と机の高さが合っていない、

どうしても同じ側での作業や運動が多い・・など日常生活内で起こりうるほんの少しのことが積み重なって悪い姿勢になってしまうことが大半だと思ってます。

なので、ただ『よい姿勢』を保持するように心がけると自然と悪い姿勢にはならないと思います。

『よい姿勢』が⾝体と⼼に”いいこと”があるって本当？

よい姿勢を保持することで心身には良い影響があることは本当だと思います。

一例を申し上げますと、身体能力がよくなって効率の良い関節や筋肉の動きができるようになり、さっと動いたり、疲れにくくなります。

気分的にもイライラしにくくなり、快活になって、個人差ありますが集中力が上がり、それを続けることができるようにもなります。

さらにケガや肩こり、腰痛など、または体の不調の予防にもなります。

『よい姿勢』を保つコツってあるの？

よい姿勢を保つコツというには、あまりにも単純でシンプルなことですが、

まずは背すじが真っすぐ伸びるようにしましょう。

机や椅子の高さが合わない場合は調整しましょう。

机や椅子の高さが低すぎたり、高すぎると、背中や腰が丸まりやすくなったり、反対に反りすぎたりしてしまいます。

とはいっても、学校や職場で用意された机やイスではなかなか思うようにいかないこともありでしょう。

その場合、腰と背中の隙間に丸めたタオルやクッションなどを入れて腰が丸まりにくい姿勢を作るようにできるといいでしょう。

または丸めたタオルをお尻の下に入れて骨盤を立てるようにすることも腰が丸まりにくい姿勢になります。

足を組む時や重い荷物や鞄などを持つ時は出来れば左右交互にしましょう。

日々の習慣でなかなか改善が難しい面もあると思います。ですので日常生活動作での支障のない範囲で左右交互にするといいでしょう。

そうすることで左右のバランスを調整できます。学校や仕事ではどうしても同じ向きで作業をしなければならないことが多いです。

その場合、適度に休憩を挟み、真上に背伸びをしてみましょう。

その時につま先立ちになったり、かかとをつけたままで背伸びをすると体の様々な場所が伸びていると感じると思います。

さらに体幹を左右に倒すようにすると、脇腹も伸びてる感じを受けると思います。大きく息を吸って、吐いて・・が楽にできるような感じを受けるでしょう。

ほんのちょっとの些細なことを意識するだけで『よい姿勢』は保てます。

『よい姿勢でいよう！』と決して頑張りすぎず、気楽に思い出した時に意識するだけでも十分効果があります。

気楽に続けていることが大きな成果になりますから（笑）