身体の冷えは健康の大敵！しっかり対応すれば抵抗力向上します！

健康であるために体の冷えはしっかり対策をしましょう。

秋の終わりから冬の寒い季節、春の訪れが来るまでの間は手先や足先、身体の冷えが出やすいですが、あなたは大丈夫ですか？

医学的には冷え性という病名はありませんが、日本をはじめ、東洋医学では冷えによる肩こり、腰痛、便秘、肌あれ、抵抗力（免疫力）低下など健康を害する症状がたくさんあります。冷えから抵抗力、免疫力が低下し風邪を引きやすくなってしまうこともあります。「風邪は万病のもと」と昔から言われていますが、「冷え」対策をしっかり行っていけば、「万病のもと」を解決できるともいえるのではないでしょうか。

健康である為の施術

冷えが健康を損ないやすい一例として・・・

体温は３６．５～３７℃程度が健康的な体温と言われており、３６℃以下では低体温、つまり「体温が低い」ということになります。体温が低いと健康に様々な影響を与えます。

肌荒れ、むくみ、耳鳴り、肥満、胃や腸の痛み、胃腸が弱い、胸やけ、食欲不振、便秘、下痢、肩こり、腰痛・・・など。また女性では生理痛や生理不順を訴える方もいます。しかも代謝が低下しやすくもなってしまいます。その影響で汗をかくことや排泄機能が鈍くなり、身体内の余分な水分や老廃物の排出が滞ります。すると血中の炭水化物の消費や脂肪燃焼がされにくくなり、生活習慣病に対して非常に注意をする必要があります。さらに風邪などのウイルス等から健康を守るための重要な体力や免疫力も下がることも分かっています。

肩こり解消の施術

腰痛解消の施術

冷えの原因ってどんなことがあるのだろう？

冷えの原因には種々様々です。これという断定はしかねるものです。

ただしここ最近では生活習慣でのストレスや不規則な生活、例えば乱れた食生活や睡眠不足、運動不足などで体温調節をする自律神経の機能が乱れたり、熱を産生する筋肉量が少ないことも原因に含まれます。身に着ける衣類できつめの衣類による締め付けも血行不良を起こしやすい場合があります。まれに貧血や低血圧など循環器系や血管系の疾患などがあるかもしれませんので、あまりにもおかしいなと思った場合は検査を受けることをおすすめします。

冷えを改善するにはどうしたらいいのかな？

ずばり生活習慣の改善が必要です！

身体を内側から温め、血行促進を促して、交感神経、副交感神経の自律神経がうまく機能するように生活習慣を整えましょう。

• 食生活の改善

炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルの５大栄養素をバランスよくとりいれた食事を基本に、身体を温める食材を積極的に摂取しましょう。

逆に身体が火照るときは身体を冷やす食材をとります。なお、身体を冷やす食材は熱を加えると身体を温める食材に変化しますので、うまく工夫するといいでしょう。肉類なども積極的に摂取して、米などの炭水化物や肉類に多く含まれるたんぱく質は熱源となる筋肉に大切な要素です。脂肪は体内の熱を逃がさないようにしてくれます。ビタミン、ミネラルは体内で弱っているところ、傷ついたところを修復してくれる大切な役割をしています。

• 適度な運動と睡眠時間、睡眠の質の改善とぬるめの入浴

スマホ、タブレット、パソコンなどを多く使用することで、情報を得やすくなり生活の質は向上してきましたが、反面目の酷使やストレートネックや猫背などの姿勢不良で関節の動きが小さくなってしまいがちです。そうすると血行不良や浅い呼吸になりやすく、身体へのストレスが解消されにくくなります。ラジオ体操やウォーキングなどご自身の体力に応じて適度に体を大きく動かす運動を心掛けたいものです。そして睡眠を７時間程度しっかり確保することでストレス解消になり、代謝促進され冷えが改善されてきます。

また４０℃前後でゆっくり入浴してください。湯温は個人差がありますから、ご自身の判断が最優先です！リフレッシュになりますし、浴室の湿度で鼻やのどの加湿にもなります。「烏の行水」ですと、身体内部が十分に温まらず、しかも急激に血圧の変化が起こる場合がありますから、避けた方がよいと思います。

冷えからくる心身の不調はちょっとした工夫で改善しやすいものです。

みなさまにも独自の冷え対策もあろうかと思います。一番はご自身がゆったりリラックスしていることです。

みなさまの健康とご多幸をお祈り申し上げます！