運動して、自然治癒力を高めよう！

みなさん、こんにちわ。

今回もお立ち寄りありがとうございます。

今回は自然治癒力を高める習慣に運動を取り入れるとよいということに焦点を当ててみました。

最後まで、お読みいただけますとうれしいです。

□自分の体は勝手に良くなっていく！？

自然治癒力という力はすごい力を持っています。

大抵の疾病や外傷の軽い場合は経過観察のみで自然に回復することが多いです。

必要な場合に消炎鎮痛処置などを行いますが、安静にして、水分や栄養素を補給し、体力を回復させると軽快していきます。

ただし疾病や外傷の症状の重い場合はこれに当てはまりません。

□自然治癒力を高める、維持するポイントには・・

生活習慣　食生活　運動　心の安定の４つがあげられます。

前回のコラム参照免疫力ってよく聞くけど・・どういう意味なんだろう？

□運動した方がいいとは思うけど・・

誰しもが、何かの拍子に「運動不足だなぁ」と感じることがあると思います。

運動はやりすぎても、やらなさすぎても良くありません。ご自身の体調体力に合わせて、少し汗ばむ程度の運動が適度と考えます。

東洋医学的には気血の巡りといいますが、巡りを良くするためには運動は絶対に必要です。

運動を病気や自然治癒力との関係の研究は世界で数多く行われています。ここでは学術的論考は割愛しますが、

結論としては・・

〇運動をしている人は運動をしていない人よりも風邪や病気、ケガをしにくい。

〇強度の強い運動をしている人は適度な運動をしている人より風邪やケガをしやすい。

〇体に少しの負荷でも基礎代謝が上がり、体温上昇し、骨や関節が強くなる。

〇約１５～２０分の運動で快楽ホルモンのセロトニンの分泌が高まる。

〇ストレッチ運動は血管の弾力性を高める。

その他、たくさんの心身への効果がありますが、ご興味がある方は専門のサイトなどでご覧いただきますよう、お願いいたします。

□どんな運動がいいのだろうか・・

上記を簡単にまとめると、週２～３回程度、１５～２０分のウォーキングや散歩を行い、

その中で時々、早歩きや駆け足を取り入れ、ラジオ体操のような有酸素運動でのストレッチ体操を

続けていくことで自然治癒力が高まっていくと思います。

強度な運動を考えがちですが、決してそうではなく、強度の運動は心臓に負担がかかりすぎたり、けがの元にもなりかねません。

さらに、強度の運動でストレスが解消されず、反対にストレスになってしまうかもしれません。

□運動でのこのポイントをおさえておけば大丈夫！

全身が動くリズミカルな運動で、ゆっくりと時間をかけて行えること。

しっかり呼吸が出来て、酸素を取り込みながら、息が少し弾み、少し汗ばむ程度の運動。

□運動でもストレス解消される！日常生活での心のあり方
東洋医学は「心身一元」という考えが根本にあります。

これは心のあり方が体に影響を与えるということです。

病は気からと言われるように、病やケガを治していく過程で自身の生きる力、自然治癒力、生命力が大きな力を持っているということはご存知のことと思います。

ここ数年で日本でも精神神経免疫学の発展で心のあり方が自然治癒力、生命力に大きく関与していることがわかってきています。

いつも朗らかにニコニコしている方のそばにいると、なぜか元気になってしまうと感じることはありませんか？

あなたがそうしていると、周りの方の自然治癒力を高まり、そしてあなた自身の自然治癒力も高まっていきます。

反対に怒りや憎しみ、嫉み、妬み、失望、落ち込みは自然治癒力の働きを低下させます。

病気やケガの治療の時に朗らかにニコニコしているのは大変なことと思いますが、そういう時は治った時の自分が、最初に言うであろうセリフを想像してみてください。

そして心の安定は自然治癒力を強くします。

いつも朗らからにニコニコしている、笑いの絶えない人は自分も周りの人の自然治癒力を高める働きがあります。

運動にしろ、心の在り方にしろ、気楽に考えて、

自然治癒力を高めて健康生活を送っていっていただきたいと心から願っております。

くれぐれもご自愛なさってください。